洗い出しとはセメントモルタルに砂利や玉石などの骨材を入れて塗り、固まる前に表面を水で洗って、砂利や玉石の上部分を露出させる方法です。洗い出して仕上げるこの方法は、古くから行われている伝統的な左官仕上げの工法で、左官職人の技術と経験が重要です。和風から洋風まで、様々な表情を見せてくれる「洗い出し」を紹介します。
①↓緑色の石は翡翠(ヒスイ)です。建主さんの希望で、玄関に少し混ぜました。
↑↓石は全体的に白いイメージです。清潔感のある玄関を演出しています。
②↓黒い石を使用。落ち着いた雰囲気が感じられます。 ↓メインの玄関の横にセカンド玄関をつくりました。そこに物入れの棚を設置。
黒い石を使いましたが、全体的には明るい印象があります。
③↓やや赤みのある石
かわいらしさがあります。
↓腰板が入り和の印象もありますが、石の色がモダンな感じにまとめてくれました。
④↓伝統的な「洗い出し」です。和の趣きがあり、重厚感が魅力です。
「洗い出し」はカラフルなものから上品さまで、様々な表現ができます。自分のこだわりのテイストを石で表現してみませんか。