完成見学会、その後
↓ウッドデッキにルーバーを設置しました。建物全体が引き締まって、存在感が増します。
↓リビングに棚を設置。必要不可欠な棚です。電話や無線LANルーター、コントローラー等を置きます。上下の棚の中央奥に、線を通す開口部をつくりました。
↑↓日常のひととき、この時間、光が差し込んで、すてきな瞬間を見せてくれます。
完成した写真は施工事例にて紹介いたします。
完成見学会12/5(日)予定
会場:大町市美麻新行
10:00~16:00
事前予約制
TEL090-2224-2140
(担当者直通)
下記の時間割で行います。見学をご希望される方は事前に電話予約をお願いいたします。12月5日以外の日時の変更等可能です。ご相談ください。当日はコロナウイルス感染対策(マスク着用)にご協力ください。
①10:00~②11:00~③12:00~④13:00~⑤14:00~⑥15:00~
見どころは、LDKの梁の豪快さと、LDKを中心に和室・2階の部屋・土間とつながった室内空間です。そして通気断熱WB工法のきれいな空気を体感ください。WB工法が「呼吸する家」と言われる所以と、夏涼しく冬温かいその仕組みを紹介します。また、建て主さん自ら手掛けたそのこだわりと家が完成するまでの工程など、ざっくばらんにお話できればと思います。知りたいこと、気になること、お気軽にご相談ください。お問合せ:090-2224-2140(担当者直通)
一夜にして一変。前日まで紅葉を楽しんでいたこの道は、真っ白の世界に。
だからこんな写真も取れました。↓窓枠におさまった絵のよう。
外は冬到来でとても寒いですが、家の中は日に当たって温まり、暖房を動かしていなくても、案外温かいです。WB工法の効果もあると思います。
↓2階の洋室、大工さん手刻みの手摺が付きました。
他2か所、手摺が入りました。↓こちらは階段の上り口。
↓生シートをはがすと、真新しい家の姿があらわれて、床板の桧の香りが室内にふわっと立ち上がります。床板は桧の無垢材なので、この後クリア塗装を2回します。
↓左側に薪ストーブが設置されます。奥は土間で、薪を置くスペースです。またセカンド玄関として使用します。最近はこのセカンド玄関を望まれる方は多いですね。右側は玄関、土間につながっています。
ここから先は、12月5日(日)の完成見学会で、ご覧になってください。皆様のご来場をお待ちしております。完成した家は施工事例にて後日紹介いたします。
↓赤松の一枚板、570×850㎜、大きな丸太でなければ、この大きさの一枚はとれません。何になるのかというと・・・↓
↓トイレの手洗い場です。
↓2階、左側に手摺が付きました。この下は階段です。奥の部屋にも手摺が入ります。
↓6畳の洋室。床は桧板を使用。桧の香りが立っています。
↓薪ストーブが設置されます。奥は土間。
↓[左官工事]
「パーシモンEウォ―ル」という柿渋と卵の殻で作った自然塗料の塗り壁です。柿渋タンニンは殺菌・消臭・防虫の効果や有害物質を中和する働きがあります。卵には気孔があり、室内の調湿や脱臭に優れています。通年室内の空気を浄化します。
↓塗り壁の白と杉の柾目の赤、コントラストが見事です。
秋の紅葉も深まり、この瞬間の景色を撮りたくなる‐‐-建築中の現場周辺の景観はそんな気持ちにさせてくれます。外観とともにワンショット。
↓アイランドキッチン
カウンターと背面の吊戸棚や棚等は手づくり。キッチンや窓に合わせて備え付けます。
[左官工事]
↓この後、左官さんが入ります。
「パーシモンEウォ―ル」という柿渋と卵の殻で作った自然塗料の塗り壁になります。
↓薪ストーブが設置される土間です。右側に玄関があり、ここはセカンド玄関になっています。左側には和室があり、土間からの行き来が可能、建て主さんのアイデアです。
会場は長野県大町市美麻です。今、大町市美麻は紅葉が素敵です。
[内装工事]
大工工事も終盤に入り、いよいよ内装工事がスタートです。↓ここは家のメインとなるLDKです。2階では内装屋さんが、1階では大工さんが作業中。2階は洋室です。上から見るリビングの眺めも気になります。2階に上がって行くと・・・。
↓階段を上がると、ここは9畳の屋根裏収納です。
↓その奥に、7.5畳の洋室があります。アングルは部屋の中から階下の方に向けて撮りました。この部屋の奥にさらにもう1つ収納室があります。
↓寝室です。内装屋さんが作業中です。窓の上の四角い箱は、カーテンが収まるように、無垢材でつくりました。建主さんのご依頼です。このボックスの上にはご自身で間接照明を備える予定だそうです。
↓6畳の洋室です。こちらもカーテンボックス。
↓リビング、ここはとても明るい部屋になりそうです。陽の光が気持ちいい。壁の黒い部分、建主さん自ら取り付けました。
[外壁工事]
センターサイディングです。2種類の色を使用しています。
↓黒い煙突が見えます。薪ストーブを入れる予定です。
↓北側の庇。小さい車が入るくらいの広さ。
↓4つの四角が開いていますが、これは薪ストーブの煙突付近で温まった空気を流すためです。室内の雰囲気をつくるアクセントにもなります。
↓LDK、2階には洋室、2階からリビングを臨む設計です。
天候の変化に悪戦苦闘の中、外部をおこなったところです。
[屋根工事]
ガルバリウム鋼板を使用。
↓紙に包まれている太い梁(建主さんの以前の家で使われていた梁)は、建前の日には近くで見ることができませんでしたが、こうして下から見上げると、ひと際大きくどっしりとしています。その下方の横の梁も2本の登り梁も決して細くはないのですが、登っていく梁を目で追うと、その先の圧倒的な存在感に驚きます。
↑↓断熱材がはいりました。(通気断熱WB工法による断熱材)
↓北側から見ると、屋根の勾配と最高高さから迫力があります。
この後、JIO(日本住宅保証検査機構)さんの金物検査と長野県の環境配慮型住宅助成金の断熱工事等の審査を受けます。
[建方]
「建方」とは現場で構造部材を組み立てることです。皆さんがよく知る「建前」のことです。現在の天候が気になりますが(雨雲接近中)、2日間で立ち上げたいものです。
↓「家を建てる」なかで、いくつかの見せどころがありますが、この赤松の大きな梁は、その一番にあがるのではないでしょうか。
↓化粧梁(横方向)2本が見えます。中央奥の紙に包まれた太い梁は、建主さんの以前住まわれていた家で使われていたものです。挽き直していますが、大きさは抜きんでています。縦方向の2本の梁は登り梁です。この空間が家の主となる居室になります。
↓梁
↓北側から見ると
↓最高高さ8215㎜。
通気断熱WB工法
太陽光発電システム+蓄電池
薪ストーブ
[木材]
画像は3か月前から準備してきた構造材です。↓あの大きな赤松の梁、春先に運ばれてきた梁です。製材機で挽き直して、これから刻み代行センターに運ぶところです。
現在は基礎工事と並行して準備してきた木材も整いつつあります。いよいよ建方、現場へ運び入れる日がやってきます。
↓製材機で挽き直しをする前
↓代行センターに運ばれる前
↓破風板です。
↓刻む前の柱です。
↓刻み代行センターから戻ってきました。
基礎工事を終えて、いよいよ建方の準備です。本日は墨出しをしました。来週には、大工さんによる土台敷きが始まります。構造材も着々と揃いつつあります。あの大きな赤松の梁(建主さんの以前の家に使われていたもの)が組まれるところはとても楽しみです。今回建てる住宅は通気断熱WB工法です。建方の準備段階からWB工法の部材が入ります。
[通気断熱WB工法]
長野県の大工さんが考案した工法です。夏涼しく冬温かい住空間を、自然の営みを取り入れながら体感できる工法です。空気の流れをつくることで、四季の変化に対応した気密性と断熱性を生み出します。そして、室内のきれいな空気により、深呼吸したくなる家です。
↓「バリアヘルス」と呼ばれるものです。形状記憶合金バネ(WB特許)により外気温に応じて自動で開閉します。夏は開いて床下の涼しい空気を壁の中に取り入れ、冬は閉じて流れを遮断し壁内の通気層を保温層にします。
↓この溝が、建物内の間仕切り壁(部屋と部屋の間の壁)へと空気を運んでいき、通気層を作り出しています。通気層は床下(アンダーヘルス)から屋根の棟(ハットヘルス)に通じています。室内の空気は透湿効果のある壁を通り、通気層を経由して屋外に抜けていきます。そのため室内の空気は常に浄化されています。空気がきれいであることはWB工法のもう一つの素晴らしい点です。「呼吸する家」と言われる所以です。
[基礎工事]
基礎工事が始まっています。6月の梅雨の中、基礎の配筋検査がJIO(日本住宅保証検査機構)さんによって行われました。
[地鎮祭]
工事を始める前に、神職をお招きして、神様に工事の無事・安全と、建物や家の繁栄をお祈りしていただきました。地鎮祭の「鎮」の字には、しずめる、落ち着かせるといった意味があります。これから始まる工事の順調な進行をお願いしました。
水の流れる路に水芭蕉。
水がきれいなんですね。
木々に囲まれて
空気も澄んでいました。
思わず深呼吸。
王子神社の神主さん、こちらの地元では誰もが知る神主さんだそうです。地鎮祭では玉串を神前に捧げます。玉串の枝には榊(さかき)を使います。「榊には建主さんの思いがやどる。ただ枝をお供えするのではなく、その思いをお供えするのです。」とありがたいお言葉をいただきました。
満開の山桜と
青空と
澄み切った空気の
ここちよいある日
弊社工場にやって来た梁。
「赤松だ」
「7mあるかな」
「明治三十七年」と読める
古い建物の解体時に、
次の家に使えないだろうかと
2本を預りました。
昔ながらの日本建築の足跡が
ここにあるのだと、
その歴史の
尊さをしみじみ感じます。