家の中にある窓、ちょっとしたアクセントで目を引きます。カーテンで飾ったらとても素敵ですね。実用的には風の通り道であったり、明り取りであったり、家の中の温度を均一にするなど、役割があります。そこに窓が必要とされる意味を考えて位置を決めます。部屋にあれば家族とのコミュニケーションが広がります。家族が近くに感じられる窓の位置を思考し、住まいのかたちを描いていきます。
↑窓の向こうは屋根裏部屋です。この家は平屋なので、日頃使わない物を置くスペースとして屋根裏を利用しました。窓が開いていると人の存在を感じます。解放感のあるリビングです。
↑松の梁、木枠の窓、本棚がマッチしています。
↑窓を屋根裏部屋の中から見ると・・・。床は桧板なのでこの部屋は防虫効果もあります。
↓明り取りの室内窓。その向こうは、階段。
↓↑杉の赤みで揃えました。
↑明り取りの室内窓。家が十分な南向きではなかったので、室内が少しでも光を感じられるように、邪魔にならない天井付近に取り付けました。
↑屋根裏の子供部屋の引き戸です。こんなふうに建具屋さんに作っていただきました。部屋に風が通るように。イメージが形になるとうれしいです。
↑2階の部屋の室内窓、天井に近いですね。大屋根の勾配があって、この位置に窓が来ています。
↑2階の部屋の中、窓の木枠は赤身の杉です。白い壁に合っています。冬は1階から上がってくる暖かい空気が自然と部屋に流れます。南の窓からの差し込む光もあり、心地の良い部屋です。
↑部屋の中、床は桧板です。
↑2つの室内窓が縦列にそろって魅力的です。窓の向こうはどんな感じなのかな。
↓2階、子供部屋です。1階と身近な距離でつながっています。冬は1階で暖められた空気が入ります。
↓1階の部屋、実は2つ窓があります。部屋主の工夫あふれるアイデアです。正面の窓は、風の通りや階段の明り取りを思考しました。隣のクローゼットも仕掛けがあります。その話はクローゼットのコーナーで紹介します。右の窓の向こうには、薪ストーブの煙突があります。暖かい空気が流れ入るように窓を取り付けました。部屋主の遊び心いっぱいの部屋です。
↑階段側から見ると、窓から光が広がって、素敵です。お子様がここから顔を出しお話しされるそうです。
↑屋根裏の室内窓、天井に近いところにあります。
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